2014/02/20 再インストールに伴い数カ所修正
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VAIO Pro 11 を買ったので、これまでの環境と同じく Arch Linux を入れました。(これまでは ArchBang を使っていたので)素の Arch を入れるのは初めて。
なお、以下の作業は 2013-10-28 時点のものです。現在でも大体このままで大丈夫だと思いますが、まずいところは ArchWiki など参照して適宜修正してください。
準備するもの
- VAIO Pro
- 有線ネットワーク環境
- USB 有線 LAN アダプタ
- DVD-R 4枚(or 同等の容量分の光学メディアか USB メモリ)
- 光学メディアを使うなら USB 外付けドライブ
- リカバリメディア用
- USB メモリ
- LiveUSB 用
Arch Linux LiveUSB を作る
- (Mac or Linux 上で作業していると仮定)
- iso イメージをダウンロード
- 日本におるなら jaist あたりのミラーを使うべき
- USB メモリを刺す
- すぐに
sudo dmesg | tail -20
sda:sda1
とか表示されたのを覚えておく
- iso を USB メモリに焼く
dd if=/path/to/iso of=/dev/sdX bs=1M
sdX
はさっき覚えたやつ
Windows を処分する
- 万一のために、リカバリディスクを作っておく
- VAIO Update をかけて BIOS とか色々最新化しておく
- ASSIST ボタンを押すか VAIO Care (Desktop) を開く
- リカバリメディアの作成をする
- フラッシュメモリか、外付け光学ドライブ + 光学メディアが必要
- DVD-R 4.7GB を4枚
- ディスク検証のチェックを外すとさっさと終わるはず
- 外さなかったので、作成に1時間半くらい要した
- シャットダウン
Arch Linux のインストール
BIOS をいじる
- USB から起動できるように BIOS をいじる
- シャットダウンした状態で ASSIST ボタンを押して起動
- 「BIOS の設定」
- BIOS をいじる
- [2014/02/20 追記] Intel(R) AT Support System: disabled
- Secure Boot: disabled
- External Media: enabled
- Boot Order は External Media を一番上に
- Save して Shutdown
インストール
- USB を刺して起動
- ブートローダ画面が出たらすかさず e を押す
- カーネルパラメータの設定に移行するので、先頭に
libata.force = noncq
を追加する- これが無いと内蔵 SSD を読んでくれない?
- Enter 押して Linux を起動
パーティション
/dev/sda1 (/boot)
: 512MB/dev/sda2 (/)
: 残り全部
gdisk /dev/sda
- o で全部上書き指定
- n で新規パーティション追加
- First はデフォルト値、Last は
512M
- Hex code は
ef00
- EFI 指定
- First はデフォルト値、Last は
- プロンプトに戻るのでもう一度 n、これは全部デフォルト値でOK
- w でディスクにパーティション書き込み
ファイルシステムを設定してマウント
mkfs.vfat -F32 /dev/sda1
mkfs -t ext4 /dev/sda2
mount /dev/sda2 /mnt
mkdir /mnt/boot
mount /dev/sda1 /mnt/boot
LAN につなぐ
いろいろ
- 初期パッケージのインストール
- /etc/pacman.d/mirrorlist は jaist とか tsukuba ミラーを一番上に
vi /etc/pacman.d/mirrorlist
pacstrap /mnt base
- fstab の設定
genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
- chroot
arch-chroot /mnt
- ロケール設定
- [2014/02/20 修正] locale.gen の en_US.UTF-8 と ja_JP.UTF-8 のコメントを外す
vi /etc/locale.gen
locale-gen
echo LANG=ja_JP.UTF-8 > /etc/locale.conf
- タイムゾーンを東京に設定する
[2014/02/20 修正] ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/timezone
hwclock --systohc --utc
- ホスト名設定
echo dtan4-vaio > /etc/hostname
- root パスワード設定
passwd
ブートローダのインストール
- インストールプロセスで最大の鬼門
- 最初は GRUB 入れようとして失敗しまくったので、UEFI 専用の Gummiboot を使うことにした
gummiboot
# [2014/02/20 .img はコピーせずに進める 以下4行は無視]
# mkdir -p /boot/EFI/arch/
# cp /boot/vmlinuz-linux /boot/EFI/arch/vmlinuz-arch.efi
# cp /boot/initramfs-linux.img /boot/EFI/arch/initramfs-arch.img
# cp /boot/initramfs-linux-fallback.img /boot/EFI/arch/initramfs-arch-fallback.img
# [2014/02/20 ここまで]
mount -t efivarfs efivarfs /sys/firmware/efi/efivars
pacman -S gummiboot
gummiboot install
- /boot/loader/loader.conf は以下のように設定
# /boot/loader/loader.conf
default arch
- [2014/02/20 修正] /boot/loader/entries/arch.conf は以下のように設定。
# /boot/loader/entries/arch.conf
title Arch Linux
linux /vmlinuz-linux
initrd /initramfs-linux.img
root=PARTUUID=<SDA2_PARTUUID> rw quiet libata.force=noncq
シャットダウン
exit
umount /mnt/*
shutdown -h now
USB を抜いて起動する 直接 Arch Linux が起動したら成功、ブートメニューが出たりエラーになったりしたらやり直し
カーネルパラメータから、先ほど設定した libata.force = noncq
を削除するのを忘れないこと
Linux インストール後
適宜、自分の好きな WM を入れたりしましょう
systemctl enable dhcpcd
systemctl start dhcpcd
pacman -S xf86-video-intel xf86-input-synaptics xfce4 xorg-server
pacman -S alsa-utils
pacman -S slim slim-themes
systemctl enable slim
pacman -S xorg-xmodmap
pacman -S bluez-utils
参考
- https://wiki.archlinux.org/index.php/Sony_Vaio_Pro_SVP-1x21
- VAIO Pro 専用ページ…
- https://wiki.archlinux.org/index.php/Installation_Guide
- http://svparch.blogspot.jp/2013/09/arch-linux-installation-on-sony-vaio.html
(This post was imported from https://dtan4.hatenablog.com/entry/2013/12/04/015333)